ゲストに早大マニフェスト研究所客員研究員で現役記者でもある金井氏をむかえた第2弾。安倍政権における地方分権の重要なポイントとして『団体自治』から『住民自治』への転換について述べる。一方で、相次ぐ地方行政の汚職問題、改革派と呼ばれた知事たちの引退。金井氏は「ここにきて分権の流れは勢いを失ってきているかに見える」と懸念を示すが、北川氏はまったく違う観点から「時代を転換するときの吹き出物が出てきている」これは「新しい時代をつくるのに通らなければならない関門」と語る。(2006/11/30)
ゲスト:金井辰樹(かないたつき)1963年生まれ。東京新聞政治部。早稲田大学マニフェスト研究所客員研究員。21世紀臨調運営委員。著書に『マニフェスト』(光文社新書)。