福田康夫新内閣のもと、約2週間にわたる休会状態を経て、第168臨時国会が再会された。今回は、7月の参院選で民主党が大勝したことにより、「ねじれ国会」となっている。ねじれ現象は、これからの政治にどのような影響を与えるのか。現場に詳しい、早大マニフェスト研究所客員研究員で新聞記者である金井辰樹氏を迎えて聞いた。北川氏は「国政調査権」の威力を強調。金井氏も「国政調査権によって、野党は常に与党と同じ情報を常に持ちうる立場になる。財源の明記を含め、マニフェストは精緻になる」と言う。(2007/10/10)
ゲスト:金井辰樹(かないたつき)1963年生まれ。東京新聞政治部。早稲田大学マニフェスト研究所客員研究員。21世紀臨調運営委員。著書に『マニフェスト』(光文社新書)。