米国による経済制裁強化の動きに反発するイランが、ペルシャ湾の入り口にあたるホルムズ海峡封鎖の可能性をちらつかせ、また、シリア政権による苛烈な市民弾圧を見かねた諸外国による軍事介入が示唆されるなど、様々な動きの見られる中東情勢は、昨年の「アラブの春」を経て今後、どのような展望が見られるのか。 敬愛大学教授の水口章氏をお迎えし、反テロ戦争や市民による反政府活動、中東和平の行方など、中東が抱える諸課題にも触れつつ、イランの核開発阻止や、人権・人道上の観点からの国際社会によるシリア介入などをめぐる情勢について、お話しいただきます。
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