Ku帯(13.6GHz)とKa帯(35.55GHz)の2つのアンテナから電波を照射し、雨が反射する電波の強さを測ることで降雨を観測するレーダーです。
TRMM降雨レーダーと比較し感度が0.7mmから0.2mmへ向上したほか、雨と雪を区別して観測する事が可能になりました。
なお、GPM衛星群(主衛星1基、副衛星8基)による観測により、地球上のほとんどの地点において3時間に1度雨量の観測が可能になります。
今回、公開されたDPRはNASAのGPM主衛星に搭載され、ほかの8基の副衛星の基準データとなります。