東京スカイツリー(東京都墨田区、634メートル)直下の「すみだ水族館」が10日、報道陣に初公開された。世界自然遺産となった東京・小笠原諸島の固有種など約400種の生物を集めた水族館は、周辺も含めた「東京スカイツリータウン」の目玉施設の一つ。スカイツリーと同じ今月22日に開業する。 すみだ水族館は、小笠原諸島の海を再現した大水槽や、ペンギン、オットセイなどを間近に観賞できる屋内プールが設けられ、都会にいながら自然を体感できるのが特徴。入場料は大人2000円。スカイツリーの観光客などを取り込み、初年度175万人の来場者を見込む。 同日、東武鉄道「とうきょうスカイツリー駅」とスカイツリータウンをつなぐ通路や、上野・浅草方面とを結ぶバス「スカイツリーシャトル」もお披露目された。