日本国内3社目の就航となるLCCのエアアジア・ジャパンが、 2012年8月1日 成田空港を拠点に、国内線の運航を開始しました。初便の、7時発 福岡行きに搭乗する多くの利用客が、エアアジア・ジャパンの搭乗口がある、成田空港の第2ターミナル1階 Bゾーンに、朝早くから集まりました。エアアジア・ジャパンが運航するA320型機は180人名乗りで、初便の福岡行きには118人の乗客を乗せ、定刻7時に出発しました。 この日、成田国際空港の第2ターミナル1階 Bゾーンにある、エアアジア・ジャパンの搭乗口では、記念の式典が行われました。 最初に、羽田雄一郎 国土交通大臣 続いて 森田健作 千葉県知事 ,小泉一成成田市長が祝辞を述べました。 最後にエアアジア・ジャパン 岩片和行社長が挨拶に立ち、初便が定刻の7時に出発したことを報告し、関係者へ心からの感謝を述べ、「日本の空を変えて行きたい。」「バスに乗る感覚で飛行機の乗っていただくような時代が始まろうとしている」と挨拶しました。エアアジア・ジャパンは、全日空とマレーシアのエアアジアが共同で設立した格安航空で、1日から成田-新千歳と、成田-福岡の 2路線の運航が始まりました。3日からは、成田―那覇線の就航が始まります。10月からは国際線に参入し、韓国のソウル、釜山の2都市へ 乗り入れます。また、取材陣に対し、今後、中部国際空港を第二の拠点として、成田より就航している空港へ、ポイント トゥ ポイントの運航で、路線開拓を検討していることを明らかにしました。今年は、日本のLCC元年と言われ、この日、日系の本格的なLCC3社が出揃いました。成田を拠点に「ジェットスター ジャパン」と「エアアジア ジャパン」の2社が就航しましたが、2社ともに同じ様な路線の運航を行い、空の価格競争が本格化しそうです。