11月16日金曜日、東京都庁6階会見室で開かれた猪瀬副知事の記者会見。国との戦いをしてきた猪瀬プロジェクトで成果が続々と出てきた。地下鉄一元化では年末までに都営地下鉄車内の携帯メール通信サービスが9割実現、水ビジネスではタイ首都圏水道公社と技術協力の覚書を締結。東京都独自の身を切る改革も打ち出した。職員の退職金の13%カットを発表した。また電力改革では、小売自由化のため東電への改革提言も。小河内ダムの水力発電の電力を東電に供給する契約を解約すると述べた。冒頭、会見前日の15日に亡くなった政治評論家三宅久之さんから届いた最後の手紙を紹介した——。