松山ケンイチ
初舞台「遠い夏のゴッホ」
2013年2月3日~2月24日 赤坂ACTシアター
2013年3月7日~3月10日 大阪・新歌舞伎座
公演概要
http://www.horipro.co.jp/usr/ticket/kouen.cgi?Detail=198とある森。地上で、たくさんのセミが羽化して歌う頃。
羽化前のユウダチゼミのゴッホ(松山ケンイチ)は、せっかちすぎる少年。
そんな彼の理解者は同じ年に卵から生まれた、穏やかな性格の少女ベアトリーチェである。
せっかちで、決まりを守ることも苦手なゴッホのために、ベアトリーチェは必ず羽化すればゴッホと恋人同士になることを約束してくれていた。
だがゴッホの体は、ひとり先に羽化の準備を始めてしまう。セミは地上に出れば、絶対にその年に死ぬ。そうなれば、二度とベアトリーチェに会うこともできないのだ。ゴッホの体は勝手に地上へ向かってしまう。
「待っていて、ベアトリーチェ。僕は必ず、来年の夏、君に歌を聴かせるから!」
アリ、カマキリ、クモ、クワガタ、ミミズ...あらゆる森の生物たちと命の関わりを持ちながら、ゴッホは来年の夏まで生きるために奮闘する。
はたしてゴッホはベアトリーチェと再会し、歌を聴かせることができるのか?