日本人の主食であるお米の生産方法をご紹介します。
これからご覧いただく映像は、苗付けして成長した稲を、
刈りとって玄米にするまでの工程となります。
ご紹介しますのは宮城県産の「ひとめぼれ」という品種です。
稲穂が色づく9月下旬から10月上旬にかけて稲刈りを行います。
昔は、手作業で稲を刈っていましたが、
現在ではコンバインを使って、一気に刈り取っていきます。
コンバインで刈り取られた稲は、このように「もみ」だけを残して集められます。
玄米の水分含有量は14%~15%が規格値になっているので、
籾の乾燥を乾燥機で14.5%を目安に乾燥させます。
乾燥に何時間かかるかは、籾の水分含有量と、
その時々の天候(湿度)によって変わってきます。
乾燥後、もみすりを行います。
もみすりによって籾殻が取り除かれたものが玄米です。
こうしてできあがった玄米が袋につめて農家から出荷されます。
普段食卓に並ぶ白米は、玄米の糠を削り取ったものです。
通常は白米の状態で店頭に並びますが、
玄米は精米所に持って行って精米してもらうこともできますし、
頻繁に精米する場合には、家庭用の精米機があると便利ですね。
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