坊主がネコババ。普通はありえない組み合わせだが、盗んだモノが違えば、あるいは国が違えば、どうやら成り立つ場合もあるらしい。今年1月、対馬の観音寺から盗まれた仏像が韓国で発見された。窃盗団は逮捕され、仏像は日本に返還されてめでたしめでたし......かと思いきや、韓国の浮石寺の信徒がこれに反発。「この仏像は600年前にウチの寺が所有していたものだから返さない」とゴネはじめたのだ。確かに、盗まれた観世音菩薩坐像は、もともと14世紀に韓国で作られたもの。
しかし、その後仏教弾圧がおこり、貿易によって日本の観音寺にやってきたという正当な経緯がある。まぁ、韓国側から言わせれば、「日本の海賊が奪っていった」ということらしいが。仏像を返さない韓国側に、観音寺の住職は阿修羅の如く激怒。WBCの韓国敗退を「仏罰」と言い放つなど、過激な発言を展開した。対する韓国側も、「仏像の代わりに」と修学旅行の土産物屋で売ってそうな仏像とマスコットを持ってくるなど、あくまで挑発的。仏像を巡る日韓住職バトル、果たして御本尊を手にするのはどっちだ!?
・
Niconico TomoNewsファニーニュース以外の事件・事故・国際ニュースはYoutubeを見てね!・Youtube TomoNews・
Facebook TomoNews ・
Twitter TomoNews