ブルートレインの臨時団体夜行列車「ニコニコ超会議号」が多くの鉄道ファンを乗せ2013年4月26日夜、JR大阪駅を出発。「ニコニコ超会議号」は幕張メッセで行われたイベント「ニコニコ超会議2」の開催に合わせ、鉄道ファンで知られるミュージシャンの向谷実さんらが企画した。列車は寝台特急で使用される客車をEF81電気機関車が牽引し、東海道線、湖西線、北陸本線、信越本線、上越線、高崎線、東北本線を経由して上野駅を目指す特別ルートで、昨年に続き2回目の運行。車内では向谷さんが乗客一人ひとりに記念品を配ったり、車掌DJとして人気の野月貴弘さんによる「車内放送」などが行われたりして盛り上がった。また、乗客自らが持ち込んだ鉄道グッズの展示や鉄道模型の運転を楽しむなど車内は深夜まで混沌とした状態が続いた。列車は翌朝、写真撮影タイムのため上越線水上駅に停車した後、出発から約15時間後の午前10時半にJR上野駅に到着した。【時事通信社写真部 渡部正 撮影】