防衛省 統合幕僚監部は2013年9月8日、東シナ海を飛行する中国軍のH-6爆撃機2機が、沖縄本島と宮古島の間を通過したと発表しました。航空自衛隊は、防空識別圏を飛行する爆撃機2機に対し 戦闘機をスクランブル・緊急発進させ対処しました。領空侵入はありませんでしたが、中国軍のH-6爆撃機2機は、東シナ海から沖縄本島と宮古島の間を通過し、沖縄本島南の太平洋へ進出後、同様のコースで東シナ海側へ引き返しました。また、防衛省は2013年9月9日、国籍不明の無人機が東シナ海を数時間にわたり飛行したと発表しました。この無人機は中国大陸方面から飛来し、尖閣・魚釣島から北東約100キロ付近をで徘徊(はいかい)。防空識別圏を飛行する国籍不明の無人機に対し、航空自衛隊の戦闘機がスクランブル・緊急発進させ対処しました。日本政府が尖閣諸島を国有化してから間もなく1年を迎えるのを前に、防衛省は警戒を強めています。