やっぱり人生は最高のスパイス。舞台はスペイン・ガリシア州、サンティアゴ・デ・コンポステラ。ガリシア出身監督と俳優たちが織りなす、1日の物語。スペイン巡礼の終点地、世界遺産でもあるサンティアゴ・デ・コンポステラ。独自の言語と文化を持ち、キリスト教の三大聖地のひとつであるこの街を舞台に人々の食事を通して紡がれる1日。製作・主演は『ザ・ウォーター・ウォー』でガエル・ガルシア・ベルナルと共同主演した個性派俳優ルイス・トサル。監督はトサルの旧友ホルヘ・コイラ。2人がタッグを組み、新たな語り口として"即興"を取り入れ,4台のカメラで同時に撮影するという大胆な試みを敢行。90時間に及ぶ素材を半年かけて編集した。「登場人物の今を生きる」俳優たちが織りなす、予測不可能な、でもだからこそ愛おしい人生と食事の物語。★イタリア・タオルミーナ国際映画祭2010 監督賞/最優秀作品賞ノミネート★スペイン・アクターズユニオン映画祭2011 最優秀助演男優賞★スペイン・オレンセ映画祭2010 最優秀作品賞/特別賞/観客賞★スペイン・脚本家サークルアワード2011 最優秀助演男優賞ノミネート★ブラジル・カルタヘナ国際映画祭2011 最優秀作品賞ノミネート■STORY■変わらない日常の中で、ひと味違う幸せを求める人々。彼らの物語はテーブルから始まる...。街角にたたずむストリート・ミュージシャン、エドゥ(ルイス・トサル)のギターでサンティアゴ・デ・コンポステラの朝が静かに始まる。前夜から呑み続け、そのまま朝食に突入する2人の男、おなかをすかして市場のチョリソを盗むマケドニアの青年、兄にゲイであることを隠し通そうとする弟、現れない恋人のために、ひたすら料理を作り続ける脇役俳優、沈黙の中で質素な食事をする老夫婦...。エドゥは歌う。「すべて失敗、何もうまく行かない」そこに、昔、愛した女性から突然、昼食の誘いが入り...。 誰かの朝食で始まった物語が、誰かの昼食で思いがけない展開をみせ、誰かの夕食へとつながっていく。何気ない1日3食、それは人生の味を変えるチャンス。絶賛予告受付中→
http://www.amazon.co.jp/dp/B00FJ1ULA4