中国包囲網の流れの中で、安倍政権は「日露2プラス2」という新たなカードを切ったが、果たしてこれは日本側が考えているような二国間関係に発展するのであろうか?先日ロシア国内で発生した航空機事故から見える「ロシアの衰退」の兆候や、既にして外務省の「領土ビデオ」から見える外交上の蹉跌、反政府運動家ナワリヌイ氏の躍進や、セルジュコフ元国防相の復権から見えるロシア社会の腐敗など、「これまでの対露外交」の轍を踏みかねないその危険性を、ロシア通の瀧澤一郎氏に解説していただきます。
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