1970年11月25日、自衛隊市ヶ谷駐屯地に乗り込み、国体の護持のために自衛隊の決起を呼び掛け、割腹自殺を遂げた三島由紀夫。その後の日本は、三島由紀夫が憂えたように、日本の自主性を徐々に失っていき、静かな亡国を迎えようとしているかのようである。この「戦後日本的」な状況に危機感を持つ人々は、かつて三島由紀夫が訴えた事を忘れぬよう、11月25日に「憂国忌」として追悼会を行うようになった。今年も星陵会館で行われた「憂国忌」の模様をダイジェストでお送りします。
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