2013年11月27日(水)〜29日(金)に開催された、FileMaker カンファレンス 2013の録画セッションです。
FileMaker ソリューションと外部システムとの連携や FileMaker Goでオフライン活用する場合にホスト先のソリューションとの同期において、インポートやエクスポートの手法を用いるケースがあります。連携先や同期先に同じデータを2回送ってはいけませんので、レコード単位でインポート/エクスポートの完了の済みフラグを管理する必要があります。初心者はインポート/エクスポート実行直後に全置換スクリプトを使用することが多いようですが、iPad & iPhoneの FileMaker Go の場合は、同期実行中に突然の回線切断や電話の割り込みによる処理の強制的中断など発生し、全置換スクリプトでは、実行処理が完了しないまま終了してしまい、データの整合性が失われてしまいます。このセッションでは、リレーションシップ条件を利用した済フラグの管理手法によって、連携や同期の処理が突然中断されても安全にデータの整合性を保つ方法を紹介します。