下総国は現在の千葉県北部、茨城県南西部、 埼玉県東部、東京都東部のことです。
北で常陸国(ひたちのくに)と下野国(しもつけのくに)、
西で上野国(こうずけのくに)と武蔵国(むさしのくに)、
南で上総国(かずさのくに)、
東京湾を挟んで相模国(さがみのくに)と接していました。
茨城県は古くはそのほとんどが常陸国と呼ばれていた地域と重なり合っています。
そして一部例外はありますが、利根川が千葉県との自然の県境となっていて、この利根川を挟んだ茨城県南西部の結城、猿島、北相馬地方は下総国でした。
昨年は常陸国風土記編さんの詔が出されてから1300年ということもあり常陸国に触れた方も多かったと思います。
今日、下総国について注目してみると今まで気付かなかった、いばラッキーな発見があるかもしれませんよ!