今日は節分。
節分には、豆撒き・恵方巻の他に、柊鰯(ひいらぎいわし)という風習があります。
柊)の小枝に焼いたイワシの頭を挿し、玄関などに飾る、というものです。
柊の葉の棘が鬼の目を刺すので、玄関から鬼が入れず、また、イワシを焼いた匂いと煙で鬼が近寄らないと言われています。
そんなイワシですが、茨城県の神栖市にある波崎漁港は、イワシの漁獲量が全国で2番目に多いんです。
5番めに多いのは、北茨城市の大津漁港です。
イワシは、日本だけでなく、海に隣接する領域をもつ世界中の国において、主要な海産物の一つ。
刺身や塩焼き、フライ、天ぷらに煮付けなど、様々な調理法で親しまれています。
また、イワシの稚魚や幼魚は、釜あげしらすやちりめんじゃこ、煮干しの材料にもなります。
食用以外にも、油の採取や養殖魚や家畜の飼料、畑に蒔く肥料などにも使われているんですよ。