バレンタインデーの歴史は、ローマ帝国の時代にさかのぼります。
当時の皇帝クラウディウス2世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、ローマでの兵士の婚姻を禁止したといわれています。
これに反対したバレンタイン司祭は、命令に反し、多くの兵士たちを皇帝に秘密で結婚させました。
このため皇帝の怒りをかい、ついに処刑されてしまいます。
この殉教の日が西暦270年の2月14日で、バレンタイン司祭は聖バレンタインとして敬われるようになり、この日をローマカトリック教会では祭日としているんです。
日本では、1958年ころから流行し始めたバレンタインデー。
女性が男性にチョコレートを贈るのは、日本独自の習慣で、欧米では恋人や友達、家族などがお互いにカードや花束、お菓子などを贈っています。
チョコレートはどこから出てきたかというと、1958年に東京都内のデパートで開かれたバレンタイン・セールで、チョコレート業者が行ったキャンペーンが始まりだそうです。
今ではチョコレートといえばバレンタイン・デーの象徴のようになっていますよね。