冥王星は、1930年2月18日、アメリカにあるローウェル天文台に務めていたクライド・トンボーによって発見されました。
この星はプルートと名付けられました。
プルートとは、ローマ神話において自らの姿を消すことができる、冥界を司る神の名前に由来しています。
また、発見の14年前である1916年に、計算でその存在を示唆したローウェル天文台の所長、パーシヴァル・ローウェルのイニシャルであるP.L.にも因んでいます。
このパーシヴァル・ローウェルは、存在を示唆した同じ年の1916年にこの世を去っており、クライド・トンボーが彼の意思を継いで発見に至ったのでした。