1815年のこの日、エルバ島に流刑されていたナポレオンが島を脱出してパリに向かったことに由来しています。
ナポレオンはコルシカ島の出身。
フランスの士官学校を出て若い頃から戦術の天才として注目されていました。
やがて皇帝となってヨーロッパの大半を支配下に置く大帝国を築きましたが1812年冬のロシアで惨憺たる戦績となったのを境に運勢が降下。
1814年退位に追い込まれて、地中海のエルバ島に流されました。
『余の辞書に不可能の文字はない』といっていたナポレオンですが、このエルバ島にきて
「Able was I ere I saw Elba.(エイブル ワズ アイ エル アイソー エルバ)(訳:エルバ島を見るまでは、私に不可能はなかった)」
といったと言われています。
この文章じつは回文になっているんですよ!