1959年の今日、日本初の少年向け週刊誌『少年マガジン』と『少年サンデー』が創刊されたことに由来しています。
創刊号の表紙を飾ったのは、いずれも当時の子供たちが最も関心を示していた人気スポーツの相撲と野球で、『少年マガジン』は第46代横綱・朝潮太郎。『少年サンデー』は長嶋茂雄(ながしま しげお)選手でした。
しかし、このころの『少年マガジン』と『少年サンデー』は漫画中心と言うよりも、少年向けの読み物が中心で、漫画は少ししか載っていなかったそうです。
価格は当時、『少年サンデー』が30円で、『少年マガジン』が40円と10円高かったのですが、薄い漫画本を付録につけていたそうですよ。
1950年代は、「少年」「冒険王」「ぼくら」「少年ブック」「少年画報」などの月刊誌が、毎月競ってマンガを載せ、別冊付録やオマケを付けて山のように本屋に並んでいました。
「鉄腕アトム」や「鉄人28号」などの人気作は、このような月刊誌で連載されていたんですよ。