場面の中で思いついたことを言う練習をすることが英会話への近道なんです。ちゃんと聞き取って相手の言葉が完全に理解できてから返事をするなんて日本語でさえやっていないことなんですよね。相手の言葉がちゃんと聞き取れて理解できてから話していたら日本語の会話のテンポは恐ろしく悪いはずです。ましてや英会話フレーズを聞いて話すという練習をしていると聞いてからじゃないと話せなくなってしまいます。そのために言おうとしてみる→うまく言えないからインプットというふうにアウトプットから始めることが大切なのです。ここでもう一つ大切なことこれは英語だからできることです。中学・高校で習った基本語彙がある英語だから。ロシア語やインドネシア語などでいきなり「言おうとしてみる」のはさすがに無理です。このことに気が付いたら日本人は、実はもう、とっくに英語が話せているんですよ。このことを何とかして伝えたいです。本当はもうけっこう話せるんですよ。片言でもいいから何か話してみてくださいって。そして片言でもいいから話しながらインプットする方が効率がいいんですよって。