香港を拠点とする格安航空会社(LCC)の香港エクスプレス航空は18日、香港と中部国際空港(愛知県常滑市)を結ぶ路線を開設した。エアバスA320型機(174席)で週6便を運航。同社の日本発着便は、成田、関西、福岡に次ぐ4路線目となる。
中部空港では就航記念式典が開かれ、期間限定の特別運賃も発表された。最低料金は4800円(燃油サーチャージ、税込み)で、10月1日から来年6月30日までの搭乗分が対象となる。特別運賃枠は5000席、今月25日まで販売される。
中部-香港線の通常運賃は片道1万5000円から。座席は全席エコノミーシートで、食事や飲み物のほか、手荷物を預ける場合も有料となっている。
香港エクスプレスのコマーシャル・ディレクター、ルーク・ラブグローブ氏は式典で「値段以上の安全、高い質、そして時間に正確な運航が誇り」とアピール。「アジアの中でも特に日本に重点を置いており、今後も就航地を増やしていきたい」と語った。
同社が所有する機体は現在8機で、年内に10機体制とする。中部-香港線は10月28日から1日1便に増便される。