メルセデス・ベンツ日本(東京)は10日、最上位機種「Sクラス」からクーペを発売した。ヘッドライトには、宝飾ブランド「スワロフスキー」のクリスタルを片側だけで47個配し、高級感を演出。Sクラスのクーペは18年ぶりで、上野金太郎社長は「他ブランドに流れた顧客を取り返したい」と語った。 歩行者などを検知し、アクセルやブレーキを自動的に作動させる安全運転支援システムを搭載したほか、カーブを曲がるときに車体を内側に傾ける機能を量産車としては初めて導入した。エンジンは排気量4700cc、5500cc、6000ccの3種類で、価格は1690万~3120万円。