東武動物公園(埼玉県宮代町)でホワイトタイガーの赤ちゃん4頭が1月に誕生した。一昨年に生まれた4頭に続く2度目の赤ちゃん誕生。母親のカーラがお乳を与える様子などをモニターテレビを通じて2月7日から公開する予定だ。
4頭が誕生したのは1月25日で、2月1日に性別確認などを行ったところ、オスが3頭、メスが1頭だった。4頭とも健康に問題はなく、生後の発育が順調にいけば、モニターでの公開に続いて4月には一般にお披露目される。
ホワイトタイガーは、インドに生息するベンガルトラの変種で、体毛は白かクリーム色に黒のしま模様。このしま模様は茶色のこともあるほか、ほとんど見えないケースもある。現在は、人間に飼育された状態でしか見ることができず、全世界で約250頭、そのうち日本に35頭ほどしかいない希少種となっている。【東武動物公園提供】