メルセデス・ベンツ日本(東京)は25日、最高級車「メルセデス・マイバッハ Sクラス」の注文の受け付けを始めた。2002~13年に販売していた超高級車「マイバッハ」の名称をベンツ傘下ブランドとして最上級セダン「Sクラス」で2年ぶりに復活させた。 現在のSクラスに比べ、ホイールベース(前後輪の車軸間隔)を20センチ長くし、後席にゆったりとした空間を確保。高音質の音響システムやマッサージ機能を備えたシートを搭載し、上野金太郎社長は「ベンツが考え得る極上の快適性を後部座席に与えた」と強調した。 価格は2200万~2600万円。旧来のマイバッハは4850万~1億4200万円と超高額だったが、Sクラスをベースにすることで価格帯を抑えた。