トヨタ自動車は30日、大幅に改良した新型「カローラフィールダー」「カローラアクシオ」を4月1日に発売すると発表した。トヨタは自動ブレーキなどの安全機能をパッケージ化し、2017年までに日本と北米、欧州のほぼ全ての乗用車に搭載する計画で、カローラが第1弾となる。 衝突回避を支援する自動ブレーキは、時速約10~80キロでの走行中に前方の障害物を検知すると作動し、約30キロ減速または停止する。車線のはみ出し防止システムなども併せて採用した。中上級グレードに標準装備し、そのほかは5万4000円のオプション設定とした。 また、内外装のデザインを変更。さらに、一部に新開発のガソリンエンジンを搭載した。ハイブリッド車の燃費は、ガソリン1リットル当たり33.8キロ(従来33.0キロ)。価格はフィールダーが161万1163円から、アクシオは144万6218円から(北海道、沖縄を除く)