監修・出演武田邦彦中部大学教授
テーマ「あきらめよう地震は予知できない3」
生放送・収録2016年4月18日
87の見どころ…
今回のテーマは「あきらめよう地震は予知できない 第三回」です。
「なぜ、熊本に地震が起こったのか」
地震学者のロバート・ゲラー博士をゲストに迎え、4/14木に起こった熊本地震の状況、
地震予知の仕組みについて解説します。
・一年前の対談を振り返る
・次の地震が熊本に来る可能性を指摘したのは実質的にゲラー先生だけだった
・日本列島の大きな構造
・九州の構造
・今回の地震の状況、特徴
・どうして、「予想」できなかったのか
・M5以上、10年間の地震記録
・全部外れ
1969年 地震予知連絡会発足
1978年 東海地震予知体制開始
・「防災」のつもりが「災害」を増幅している深層に迫る・・・
・学者と専門家武田意見
・地震学者はなぜ社会に言うのか
学問の結果を社会に適応すると責任を生じる刑事起訴もあり得る。
学問の自由は「内的、精神的自由」に限定される。
学者が二股をかける場合学者と啓蒙家、発言ごとに区別をする必要がある。
・ゲラー先生プロフィール
Prof. Robert J. Geller
アメリカ・ニューヨーク市生まれ。
カリフォルニア工科大学地球物理学科卒。1977年同大学博士号修得。 スタンフォード大学地球物理学科助教授を経て1984年東京大学大学院の初の任期無し外国人教員、
1999年から東京大学大学院教授。
主要研究テーマは、地震波動論及び数値シミュレーション、
地球の3次元内部構造、地震予知の可能性の有無。
番組紹介…
タブー化されていた環境問題報道に一石を投じ話題の武田邦彦教授が監修する対談番組。
「地動説」を説いたコペルニクスにならい、あらゆる事象を対象に「実は正しいこと」
「本質的なこと」を、毎回ゲストに学ぶ。
キワモノではなく、十分な科学的根拠を持ち、それでいて「なるほど、本当はそうか」
「そんなことが分かったのか」とか、驚き、面白く、ためになるをトコトン追求!!
- 武田邦彦 プロフィール -
工学博士。1943年生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。旭化成工業、芝浦工業大学、名古屋大学を経て中部大学教授現職。工学博士。
若き研究者の頃は分離工学、材料工学に熱中し、日本独自の技術としての化学法ウラン濃縮を完成。原子力学会平和利用特賞を受賞。リサイクルがはじまる前の2000年に「リサイクルしてはいけない」を出版、
その検証もあって2007年に「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」を執筆。タブー化されていた環境問題の批判を展開した。
2011年東日本大震災以降は、専門である原子力について、ブログや書籍やテレビを通じて積極的な発信を行っている。