究極の三次元モータースポーツRed Bull Air Race World Championship(レッドブル・エアレース・ワー ルドチャンピオンシップ)2016年シーズン第5戦
決勝戦が8月14日(日)にイギリスのアスコットで開催されました。
イギリスの伝統と文化が感じられるアスコット競馬場に訪れた約2万人の観客の前で今シーズンここまで不調だったマット・ホール(オーストラリア)が優勝しました。
その結果、マット・ホール が3位に急浮上。
今シーズンのワールドチャンピオンシップはますますの混戦が予想されます。
予選で3位と好タイムを出した室屋義秀はRound of 14でカービー・チャンブリスと対戦。
2秒近い差 をつけてRound of 8に出場。
続く対戦相手は、ライバルの失格により繰り上がったマイケル・グーリアン。
ここまでタイムが伸び悩んでいたグーリアンを相手に楽勝かと思いきや、前日の天候(風)を意識 しすぎたためか途中のゲート6でまさかのパイロンヒット。
3秒のペナルティを課せられファイナル4に 進出できず。
予選前から、室屋選手自身が何度も「ポイント」と言っていた、そのゲート6で波乱が起きてしまったカタチとなりました。
レース後室屋は「レース展開、チームタクティックスとしてはまだまだ経験が足らないことがはっきりした。
早く飛ぶためではなく、レースの結果を出すためのテクニックやレース慣れといったところを我々は今年勉強しなくてはいけないが、残り3戦は良い所まで行けると思います。3回表彰台、2勝狙っていきたいです」とコメントしています。