12月17日ANAは、15日に 日本の航空会社として初めて受領した、エアバス A320neo(new engine option)が羽田空港へ到着し報道公開しました。
受領した初号機は2017年1月中旬より、中国など近距離国際線で運航されます。
羽田に到着した初号機は、11月25日に製造され、12月15日(日本時間16日)に独ハンブルクで引き渡されました。
フェリーフライトの便名はNH9398便で、ハンブルクを16日午後6時20分に出発。
給油のためロシアのノボシビルスクに、17日午前6時31分に到着。
給油後の午前8時35分に出発し、17日午後5時に羽田のA滑走路(ランウェイ34 レフト)に着陸。
202番スポットに午後5時8分に到着しました。
駐機場では、横断幕を手にした社員が、フェリーフライトを担当した3人の機長らを出迎えました。
ANAでは、1月中旬から近距離国際線に投入予定で、12月26日から不定期で国内線に投入する予定です。
エアバス A320neoは従来機のA320に比べ、燃費が15%改善され7%長い航続性能を保有します。
ANAが受領した エアバス A320neoは国際線仕様の、ビジネスクラス8席・エコノミークラス138席で、ビジネスクラスには電動リクライニングシートでエコノミークラスを含む全席でタッチパネル式パーソナルモニターを完備。
機内インターネットサービスも装備され、小型機でありながら中・大型機並みの機内装備で、A320neoから新しいエンターテインメントシステムと モニターのデザイン性や 操作性が向上し機内空間がより快適になりました。
<ビジネスクラス>
◆電動リクライニングシート
◆小型機最大級、50インチのシートピッチ
◆タッチスクリーン型12インチパーソナルモニター搭載
◆レッグレスト・フットレスト完備
◆携帯電話等、小物収納スペースが充実
◆PC電源、USB充電ポート完備
<エコノミークラス>
◆最新薄型軽量シート
◆31インチのシートピッチ
◆タッチスクリーン型10インチパーソナルモニター搭載
◆滑りにくい布シートを採用
◆PC電源、USB充電ポート完備