天皇陛下が皇室典範改正による譲位の恒久制度化を望まれていることは明らかであるにもかかわらず、政府の「有識者会議」は典範改正を行わず、「特例法」で済まそうとしている。
その理由として、座長代理・御厨貴は「譲位の要件について恒久法で定めることは困難だから。特例法で定めることが最も合理的」と説明している。
あまりに無知・無能!
実は御厨は、政府が「一代限りの特例法」の意向であることを受け、その線で議論を進めたということを認めている。全く政治的な意図に基づく「結論ありき」のものだったのである。
100年後でも、1000年後でも通用する恒久法は作れる!
それは「天皇陛下ご本人のご意思に基く」「皇室会議の議決を経る」「皇嗣が成年に達している」この3つの条件を入れさえすればいいのである。