泉美木蘭さんと送る、時間拡大特別版!
天皇退位に関する特例法案の「骨子」が明らかになった。
そこで、昨年7月13日のNHKのスクープに始まり、8月8日の天皇陛下のおことば、そしてそれ以降の議論の迷走を経て「骨子」がまとまるまでの経緯を振り返り、これから予想される事態や残された課題などを確認する。
議論の過程では、安倍政権や「保守」と称する側が憲法を極限まで拡大解釈し、天皇の意思を封じ込め、天皇をロボット化しようと企んでいるという、とんでもない実態が明らかになった。
安倍政権の有識者会議も「ロボット天皇」を作るという結論ありきで進められていたが、特例法案の骨子づくりにおいて有識者会議は付随的な役割に終わり、実際の骨子の基になったのは国会見解だった。ここにおいて民進党が果たした役割は大きく、安倍政権の目論見はかなり押し返すことができた。
だが、女性宮家創設が盛り込まれないなど、課題は山積、戦いはまだこれからである!