放送日:2018年3月1日
東日本大震災とその後の原発事故から7年。
あまりにも深い傷跡を残したこの大災害は、
同時のこの国の戦後史に深い傷跡を残しました。
十分に進行しているとは言い難い復興と廃炉、
陰謀論と風評被害にさらされる被災地の状況、
「原発ムラ」が象徴する地方経済の構造問題……。
私たちは「フクシマ」の突きつけたものに、どう答えるのか。
被災地と向き合い続ける社会学者・開沼博さんと議論します。
▼出演
開沼博
宇野常寛
▼ゲストプロフィール
1984年福島県生まれ。社会学者。立命館大学衣笠総合研究機構准教授。
他にも、ふくしまFM番組審議会委員、東日本国際大学客員教授、
福島大学客員研究員、Yahoo!基金評議委員、
楢葉町放射線健康管理委員会副委員長。
著書に『はじめての福島学』(イースト・プレス)
「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか(青土社)
『フクシマの正義 「日本の変わらなさ」との闘い』(幻冬舎)
『福島第一原発廃炉図鑑』(太田出版、編著)など。
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