モスクワ動物園は、4月29日に中国から到着した2頭のジャイアントパンダの日常生活をライブ動画配信しており、ロシアの人々がいつでも好きな時にこの可愛い動物が見たいという要望に応えている。
2ヶ月以上この動物園で過ごした後、2016年生まれの雄パンダ「如意」と2017年生まれの雌パンダ「丁丁」は、好きな竹を食べたり、遊んだりして新しい環境を楽しんでいる。
10日は平日にも関わらず、如意と丁丁に魅了され、多くの訪問者が殺到。
しかし、遠くに住んでいる人や時間がない人にとっては、動物園まで行ってその場でパンダを見るのは簡単ではない。 そのため、モスクワ動物園は7月1日にライブ動画配信サービスを始め、提供したパンダのリアルタイム映像は人気を博した。
ライブ動画配信サービスが開始された初日、視聴者は5万人を超えた。10日時点で、如意と丁丁をオンラインで見た視聴者は20万人に達した。
当動物園が2月28日に中国ジャイアントパンダ保護研究センターと結んだ協定によって、如意と丁丁は共同研究プロジェクトとしてモスクワ動物園に15年間滞在する予定。
それはジャイアントパンダ保護に関する国際協力をさらに促進し、絶滅危惧種の保護を強化し、両国の生物多様性を促進することを目的としている。