今年のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の年次総会は12、13日にルクセンブルクで開催される。AIIBのダニー・アレクサンダー副総裁によると、今回の年次総会はアジアとヨーロッパの間の相互連結の強化に焦点を当てる。
ヨーロッパ北西部にあるルクセンブルクは、AIIB年次総会を主催するヨーロッパ初の国であり、AIIBのメンバーになるアジア以外の最初の国でもある。
アレクサンダーによると、ルクセンブルクは世界的な金融と革新の中心として、ヨーロッパでの初の年次総会を開催するための理想的な場所である。
今回の年次総会では、1500人を超える代表者が出席する予定で、持続可能なインフラ投資と協力などについて意見交換を行い、アジアとヨーロッパの間の相互連結が焦点となる。
2016年1月に設立以来、AIIBは80億米ドルを超える40のプロジェクトの建設に参与してきた。
アレクサンダー副総裁は、これらのプロジェクトは各国間の相互連結を促進し、アジアのインフラ建設への民間投資をより多く集めたと述べた。