中国国務院香港マカオ事務弁公室の報道官は4日、中国の国旗を海に投げ込んだ急進派のデモ参加者を強く非難した。 同報道官は、3日、黒い衣服を着た抗議者は、香港の繁華街・尖沙咀(チムサーチョイ)の近くにある旗竿から中国国旗を取り除き、海に捨てた。この行為は、「中華人民共和国国旗法」と香港特別行政区「国旗・国章条例」に違反し、国家と民族の尊厳を脅かし、「一国二制」の原則を損ない、香港同胞を含む全中国人民の感情を傷つけたと述べた。
その上、同報道官は、表現の自由をはるかに超えたこのような行為に対して、香港の警察と司法機関が犯罪者を裁判にかけることを中央政府は強く支持していると表明した。
一方、中央人民政府駐香港特別行政区連絡弁公室(香港中連弁)の責任者は4日に声明を発表し、国旗を侮辱して、国家の主権を挑発する違法行為を厳しく批判した。
同責任者は、3日午後、香港の繁華街・尖沙咀(チムサーチョイ)の港で、一部急進派が国旗を破壊し海に捨てたことは、7月21日、香港中連弁への侵入・国章を汚した事件と同様、国家の尊厳に対する公然たる挑発であるとし、国家の主権と尊厳に挑戦してはいけない。「一国二制」のボトムラインを踏み越すことは許さないことだと強調した。
その上、香港中連弁は、香港の法治と社会の安定を守るために、法律に従って暴力的な犯罪者を処罰する香港政府と香港警察を断固として支持すると改めて表明した。