王毅国務委員兼外交部長は27日、国連総会で一般討論演説を行い「より良い世界的発展を追求することが、全ての主要な問題を解決するためのマスターキーである」と述べた。
王毅部長は演説で「発展をグローバルなマクロ政策の枠組みの中心に置き、貧困削減、インフラ、教育、公衆衛生などの優先分野に引き続き焦点を当てるべきだ」とし、発展途上国を先進国が援助する「南北協力」を主なチャンネルとし、発展途上国間の経済協力である「南南協力」を補足とするグローバルな発展協力の枠組みを守ることの重要性も指摘した。
王毅部長はまた、開放型世界経済を積極的に構築し、発展途上国が世界の産業およびバリューチェーンにより良く統合できるよう支援する取り組みを呼びかけた。