中国人民解放軍総病院は9日、武漢にある火神山病院と5Gによる遠隔診療のための専門ホットラインを至急接続した。解放軍総病院の専門家は、火神山病院の新型肺炎の患者を治療するために、遠隔集中治療支援をリアルタイムで提供した。
5Gテクノロジーで構築された遠隔集中治療支援システム(T-ICU)を使用して、重症科・呼吸科・感染科・心臓内科などの診療科から構成された医療専門家チームは、システムにリアルタイムに転送された新型肺炎の患者のカルタに基づき、遠隔診断を行っている。
わずか10日間に建設された火神山病院は、新型肺炎の感染者の治療に特化した専門病院だ。全国で新型肺炎はすでに1000人以上の命を奪ってしまった。
武漢市の火神山病院と雷神山病院は2003年重症急性呼吸器症候群(SARS)の患者を治療するための北京市の小湯山病院をモデルに建設された。この2つの病院はそれぞれ2月2日と2月8日稼働して以來、1000床と1600床の病床を持っているが、新型肺炎の患者の治療に追われている。