父親の想い出と母親の想い出。意識が混濁する櫟士の脳裏に浮かび、消えていく。どちらも幸せな記憶ではない。やがて櫟士は目を覚ました。そこは無機質なラボ。その部屋の中央付近に位置する台の上に、櫟士は寝かされていた。意識を取り戻した櫟士の前に立ったのは、裏通りで意識を失う前に自分に向けて微笑んだ女だった。彼女は京呉のテクノライズの主治医である、ドクだった。意識を取り戻した櫟士の前で、ドクは、テクノライズの腕と脚の調整を始める。それはドクによって創られた最新のテクノライズ・ユニットだった。
櫟士:羽賀 聖/蘭:伊藤 静/大西 京呉:土田 大/吉井一穂:井之上 隆志/ドク:二木 静美/広田道子:佐久間 紅美/木俣元治:中田 譲治/古波蔵文憲:大塚 芳忠/シンジ:北出 真也/ハル:岡田 三利 ほか
監督:浜崎博嗣/構成・脚本:小中千昭/キャラクター原案:安倍吉俊/キャラクターデザイン:赤堀重雄/美術監督:金子英俊/コンポジットディレクター:尾崎隆晴/音楽:浦田恵司、溝口肇
©RONDO ROBE・TEXHNOLYZE製作委員会
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