星一徹が部屋で倒れ、病院へ。その頃飛雄馬は、蜃気楼ボールを駆使し、長島巨人軍を優勝に導いていた。一徹は「飛雄馬には告げるな」と、見舞いに訪れた伴に言伝てた。伴は苦悩の末、飛雄馬に「親父さんの命は長くない」と告白。「日本シリーズに勝ち、巨人の星に輝いたとき、その報告をしにいきます」。テレビ越しに息子の雄姿を見つめる父親。自ら編み出した魔球の数々を投げ、その悲願を達成。飛雄馬が完全試合を演じ、”巨人の星”として輝きを放ったとき、星一徹もまた輝く星となった。そして飛雄馬自身も新しい決意を胸に、大リーグの地へと旅立った。
星飛雄馬:古谷 徹/花形明子:白石冬美/花形 満:井上真樹夫/伴 宙太:八奈見乗児 他
原作:梶原一騎(作)・川崎のぼる(画)/脚本:金子 裕、城山 昇、荒木芳久/構成:今沢哲男/演出:今沢哲男・永丘昭典 他/作画監督:香西隆男、荒木信吾/原画:前田 実・鈴木欽一郎 他/美術監督:小林七郎/編集:鶴渕充寿・高橋和子/音楽:渡辺岳夫/協力:読売巨人軍
©梶原一騎・川崎のぼる/講談社・TMS
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