マイクロソフト創業者であるビル&メリンダ・ゲイツ財団のビル・ゲイツ共同議長は9日、中国中央テレビ(CCTV)のインタビューで、新型コロナウイルスの感染拡大の防止・抑制での中国の取り組みを称賛し、他の国々の力になっていると示した。
CCTVの白岩松キャスターとのオンラインインタビューで、ビル・ゲイツ氏は、世界範囲でウイルスの予防・抑制に関する見解を表し、感染症を封じ込めるための中国の努力を称賛し、その成果は世界に手本を示したと指摘した。
ゲイツ氏は、多くの国で感染症の流行拡大は転換期に近づいているが、感染者の増長がいつ緩やかになって低下し始めるかはまだ予測できない。しかし、少なくとも、人と人との接触を減らすことで、感染症の爆発的な拡大が抑えられたことは確かであり、中国や韓国など多くの国で証明されているとした。
特に中国は、最初に闘いを余儀なくされた国として、世界の感染拡大防止により大きく貢献するだろうとの見方を示した。
また、ゲイツ氏は世界各地で感染症と闘っている医療従事者ら敬意を払った。