陝西省を視察している習近平総書記は20日午後、陝西省南部に位置する金米村を訪れた。秦嶺山脈の奥地に位置する金米村で、村人は現地の状況に合わせて、キクラゲの栽培を通じて、貧困脱却を実現させた。
村の研修センターでは、数人の村人がオンライン販売の準備をしている。習総書記は、生中継の設備の前まで近づき、彼らと言葉を交わした。習総書記は、「電子商取引は農業副産物の販売促進で非常に重要であり、期待できる手段である」と述べた。
ここ数年、金米村はキクラゲの栽培を貧困脱却産業として推進し、130の貧困世帯が積極的に参与している。現在、金米村は世帯当たり4600元の増収を実現させている。
2017年、金米村は村全体の貧困脱却を実現した。2019年までに、187世帯の549人が貧困脱却を成し遂げた。貧困発生率は2015年の21.85%から、2019年の0.23%まで下がった。