陝西省を視察している習近平総書記は21日、安康市平利県老県鎮の錦屏社区(コミュニティ)、衛生院(診療所)、中心小学校および茶園を訪れ、現地の貧困脱却に向けた取組みの状況などを視察した。
視察を終えて出発する際に、習総書記は見送りに集まった人々に祝福の言葉を送った。
<習総書記>
「みなさんの暮らしが、この町の名前(安康市平利県)の通り、無事健康・平安順調なものであるよう祈っている。小康社会(いくらかゆとりのある社会)を構築する過程では誰一人として欠けてはならない。全員が順調に貧困から脱け出し、誰もが『いくらかゆとりある暮らし』を確保できるようにする。皆さんの多幸と健康を祈る」
錦屏社区には11の村からの1346世帯4173人が移住して暮らしている。彼らは、かつて交通が不便で情報も届かない、災害が頻発する地域に住んでいた。