舞台は国立天文台の先端技術センター。
その中に装置開発を手掛ける中枢機能があります。
ここでは、すばる、ALMA、TMT、KAGRAなど、最先端の天文観測装置の開発を「ものつくり」の面から支えています。
そこに新しく「金属3Dプリンター」を導入しました。金属3Dプリンターは、「積層造形」という、いままで国立天文台にはなかった新しい技術を使うことができる装置です。
現場に依頼が持ち込まれると、スタッフの話し合いが始まります。
担当者A「これを実現するには切削加工は無理だね、どうする?」
担当者B「いまなら、この金属3Dプリンターが使える、どう?」
担当者A「おっ、いいね、これでいける?」
担当者B「製品を支えるサポートを入れて、部品の配置はこんなもんかな?」
データをアップロードして待つこと数時間。
担当者A・B「ふむふむ、いいね!」
さあ、金属3Dプリンターでどんなことができるのでしょうか?
その一端をごらんください。