中国国家統計局が16日発表したデータによると、2020年上半期の中国経済はいったん減速したが後に上昇、第2四半期の経済成長はマイナスからプラスに転じた。主要指標の成長も回復し経済は着実な回復をみせており、基本的な国民生活の保障は確保され、市場の期待は全体的に好転し、社会発展の大局は安定している。
上半期の速報値による国内総生産(GDP)は45兆6614億元で、比較可能な価格で計算すると前年同期比1.6%減少した。ただし四半期別で見ると、第1四半期は6.8%減、第2四半期は3.2%増となっている。産業別に見ると、第一次産業の付加価値額は2兆6053億元で、前年同期比0.9%増、 第二次産業は17兆2759億元で1.9%減、第三次産業は1・6%減の25兆7802億元となっている。
第2四半期の国内総生産は、前四半期比で11.5%増となっている。