ハーバード大学行政大学院(ケネディ・スクール)の「民主的ガバナンスとイノベーションのためのアッシュセンター」が発表した報告によると、2003年に調査を開始して以来、中国国民の政府への満足度はほぼ全面的に高まり、政府は圧倒的多数の民衆の支持を得ているということが分かった。
国家政策の影響から地方高官の行為まで、政府はいかなる時期よりも能力を持ち、効率的に事を運んでいると国民が認めている。
2003年から2016年にかけて8回の調査を行い、中国の都市部から農村部まで住民3万1000人を対象に、対面インタビューを通じて中国の各級政府への評価状況を調べた。
中央政府に対する満足度は、2003年の時点では86.1%だったが、2016年には93.1%に上昇している。データをみると中国国民の中央政府への満足度は絶えず向上し、2007年以降は90%以上を維持している。
また、地方政府への満足度も高まっている。2003年時点では郷と鎮の政府への満足度は44%だったが、2016年には70%へと向上した。