9日、ジャイアントパンダ「和風」は上海動物園での2回目の誕生日を迎えた。
9日午前、動物園では4歳の誕生日を迎えた「和風」のために誕生日パーティーが開かれ、飼育員は「和風」と兄の「星光」に特製ケーキ、それに大好物である果物や竹などを用意した。
弟の誕生日なのに、兄の「星光」は全く遠慮する気はなく、誕生日ケーキを独り占めしようとした。パンダ兄弟の萌え萌えな動きと愛らしい姿に、来園者が大勢引きつけられ、パンダの写真撮影に夢中していた。
<来園した子ども>
「モフモフそうで足が太っていて、触りたい」
今年でいずれも4歳となったジャイアントパンダ兄弟「星光」と「和風」は、2019年6月に成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地から上海に来てから1年間余り、上海動物園での生活にだんだん慣れている。
<飼育員 金子敏さん>
「ここについたばかりの時、『和風』はまだ立ち上がることもできず、『星光』には後ろ歩きのくせがあった。『和風』に対しては、食べ物を高いところにぶら下げて、立ち上がってそれを取る訓練をした。また『星光』のくせを直すために、引きつけ用のおもちゃをたくさん作ってあげた」
パンダ兄弟は今、いずれも元気で楽しい生活を送っており、食欲もよくて、リンゴなどのほかに、毎日竹の葉を50キロほど食べている。