「あ、これ、聞いちゃダメなやつだ…」気付いた時にはもう遅い!! 底知れぬ悪意が脳裏に纏わり絡みつく!
手練れの怪談作家が仕掛ける、後悔必至!問答無用の怪談蟻地獄!
【収録エピソード】
1.大晦日には決して立ち入ってはいけない…禁忌を侵した少年が辿った末路とは…
「裏山の神様」
2.「あそこだけは通りたくないんだよね」ツーリング仲間の男がその場所を忌避する理由は…
「法面」
3.「これ、あたしが視たかった幽霊じゃないかも」聞いていたスポットに出る霊は期待とは少し違っていたのだけれど…
「ドロップシャドウ」
4.新居の部屋を一瞬横切る黒い影。度々起きてはいたのだが、ある時それが何事かを呟いていることに気が付き…
「壁際の声」
5.子どもたちには人気のない地味な公演。苦手な友達を避け、草花を摘んで一人で野遊びをしていたのだが…
「タンポポ」
6.裕福で女性関係の派手な大学の友人。彼の家に出る〝壁と垂直に立つ〟という女は…
「紅葉おろし」
7.配送の担当エリアにあるヤクザの事務所。ある日届けた冷蔵品の荷物。少し遅いお中元のようだったが…
「ハムの人」