角川武蔵野ミュージアム4階の展示室、エディット アンド アートギャラリーにて、2020年11月6日(金)~2021年3月7日(日)開催の「米谷健+ジュリア展 だから私は救われたい」にて出品された作品のアーティストご本人たちによる作品解説です。
美とユーモアと毒を併せ持つ彼らの作品は 現代アートの重要な要素である社会性をテーマにしています。それぞれの作品に込められた思いを、アーティストの言葉でお聞きください。
《Dysbiotica-Deer》2020年 磁器土
「Dysbiotica」とは、腸内細菌叢のバランスの崩壊を意味する語「Dysbiosis」からの造語。絶妙なバランスで構築された微生物群によるミクロ世界の崩壊がマクロ世界へと連鎖していくこと、そして、人と動物と微生物の織り成す共生の世界の崩壊を表している。我々自身の数年間に及ぶ無農薬農業の経験をベースに、オーストラリアのクイーンズランド工科大学微生物研究所の研究者との共同作業を通じて得た着想をもとに制作した。
角川武蔵野ミュージアム
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